④ようやくトレッキング開始

2019年アンナプルナBCへの旅
01 /06 2020
11月22日(金) ポカラ:曇り→ニューブリッジ:曇り

H社パンフレットの地図
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ツアー4日目。本来ならすでに昨日3日目からトレッキングを開始するはずだった。カーレから歩き始めトルカという町のロッジに泊まって4日目はトルカからニューブリッジまでの予定だった。丸々1日分遅れているのでシワイ(上の地図には載っていないがキムチェより少し奥になる)まで一気に車で入り、ニューブリッジまで歩くことになる。
シワイはトレッキングの最終日に車の迎えが来る予定の場所だった。つまりこのツアーはほとんどアンナプルナBCのピストン(往復同じ道)なのだが、最初と最後だけが少し違う道になる予定だった。しかし飛行機が飛ばなかったために往復とも全く同じ道になってしまった。
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ホテルホワイトパールの朝食はバイキング形式だった。
早めに朝食を済ませ、散歩に出る。

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ポカラはフェワ湖という湖のほとりにあるリゾート地。ホテルを出て坂を下りて行くと5分程で湖に出た。少しウロウロしただけでホテルに戻る。

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チャーターした4WDでシワイまで行く。カーレまでは1時間と聞いていたが、シワイまでは4時間はかかるらしい。左はガイドさん、右はこの時初めて会ったポーター君。ポーター君は20歳、とてもシャイでトレッキング中わたし達とはほとんど口をきいてくれなかった。

8:20ポカラを出発。市街地を抜けて湖の北に向かう。これが曲者だった。
湖の北にはサランコットの丘という景勝地があり、観光客がたくさん景色を見に行く。朝の方が景色が良く見えるので大渋滞になっている。狭いクネクネ道で、すでに帰ってくる車もあるのですれ違いが大変。

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普通車がすれ違うのもぎりぎりの山道に大型観光バスが入ってくるので身動きが取れなくなってしまう。ネパールでは交通マナーなんてものはないので後ろも前も隙間はなし、少しでもあればバイクが突っ込んでくる。

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ようやく渋滞を抜けて走り出したと思ったら、今度はエンジントラブルで車が動かなくなってしまう。

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車から降りると遠くにマチャプチャレかすかに見える。右の台形はアンナプルナⅢ峰だ。マチャプチャレとは魚の尾という意味で双耳峰が魚の尾びれのように見えるから。ここからでは二つの山頂が重なってひとつにしか見えない。

結局この後、車を替えることになりポカラから別の車を呼ぶ。渋滞と合わせて1時間くらいは無駄にした。今度のドライバーは性格なのか、遅れた分を取り戻そうとしてくれるのか、運転が乱暴で道が悪いので生きた心地がしない。
途中のモディコーラブリッジでトレッキング許可をとる。許可についてはガイドさんにお任せなので手続きなど全く分からない。たぶん書類を出して入山料を払うのだと思う。数分で済んだ。帰りにも同じところで下山届(?)を出していた。

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山道に入るとますますひどい道になり、穴にはまって出られなくなったときは車からおりたりもした。しかもこの道をバスが通っていてすれ違う時にバスがこちらの車に接触してドライバーが起こってケンカを始めてしまう。ガイドさんも多分ケンカなんかしてないで先に行ってくれとかなんとか言ったようだけど、なかなかおさまらない。こっちはネパール語もわからないし、もうどうとでもなれという心境だ。

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そしてようやく車が走り出したらすぐにシワイに着いた。シワイは集落でもなく茶店が1軒あるのみ。ないと聞いていたトイレがあるのは助かった。

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この茶店の横から谷の方へ下って行く。道標のチョムロンは翌日宿泊する町の名前だ。

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深い峡谷に沿って上流へ向かう。

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サクラが咲いている。ネパールではサクラは秋に咲くものだそうだ。

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山間のいなか道を歩いている感じ。

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収穫したものを棒でたたいて脱穀している。

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棚田(?)が美しい。それにしても急峻な谷に住んでいるものだ。

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KYUMIという集落に入る。ここでランチになる。

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この日のランチは紅茶、ラーメン、りんご。

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集落の周りには畑があり、いろいろな野菜が育てられている。ラーメンに入っていた野菜も周囲の畑で採れたもの。この辺りで標高1300m以上あるが、11月でもまだまだ緑豊かだ。ネパールといえば標高が高く寒い国のような気がしていたが、予想以上に気温が高い。長袖のウール下着と中間着の重ね着という服装では暑く感じられた。

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右に流れる川はモディ・コーラ。アンナプルナBCまで続いている。

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モディ・コーラの支流を長い吊り橋で渡る。

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この日の宿泊地ニューブリッジに到着。

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ロッジの壁に書かれていた地図で位置関係がようやくわかった。

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この日のお宿、カルパナゲストハウス。
客室は穴倉みたいに狭かったけれど、なんと電灯が点くのだった。去年のエベレスト街道のロッジはどこも客室には明かりがなく、ヘッドランプ必携だった。このあとに泊まったロッジもすべて電灯があった。
またトイレも今回の方が良かった。エベレスト街道のロッジのトイレは寒すぎて水洗でも凍って流れなかったり、すぐに壊れてしまうそうで洋式トイレの便座がなかったりした。こちらではトイレはすべて水洗で手を洗う水道もあった。エベレスト街道では水が貴重なので客が自由に使える水道はなく、歯磨きさえ分けてもらったお湯を使っていた。

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夕食はトマトスープ、ボイル野菜、ダル(豆の煮込み)、ライス、モモ、バナナ、紅茶。あとでわかってくることだが、ロッジの食事は普通のレストランと同じでメニューがあり、宿泊客がその中から選んで注文して料金を払うシステム。日本の山小屋のように夕食・朝食の内容が決まっているわけではない。このツアーでは注文と支払いをガイドさんがやってくれ、わたし達は出てきた物を食べるだけ。便利なようだけど、あとあと問題も出てくる。

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このロッジには子猫がいた。とても人懐こくて食事中にもじゃれてきてとてもかわいい。でも爪切りしてもらってないようで爪がとがって痛いし、あとで見るとダウンに小さな穴が開いていた。猫や犬を飼っているロッジは多い。たぶん猫はネズミ捕り、犬は番犬という役割があるのだろう。

12:40シワイー13:10~55KYUMI(ランチ)―14:45吊り橋―15:40ニューブリッジ



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コメント

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本来の役割

水事情はこちらの方が良いようですね。これは助かりますよね。
犬や猫も昔の日本と同じような本来の?役割を持たされているのですね。
遙か先に微かに見えるマチャプチャレとアンナプルナⅢ峰が美しいです。
あと私的には冒頭地図の真ん中あたりのある♨マークが気になります(笑)

Re: 本来の役割

今回のコースでは途中に沢も流れていましたし、水場もありました。
もちろんわたし達はその水は飲みませんが、ガイドさんは普通に飲んでいましたよ。
一番奥のアンナプルナBCにも飼われていました。
温泉は一番最後に出てきますよ!お楽しみに。

nincabe

学生時代から趣味の山登りを続けています。出産子育て中のお休みをのぞいても30年以上になります。
若いころのようながむしゃらさはなくなりましたが、今も月2回は山に行きます。

そんな山の記録を中心に綴っていきます。