北ア爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳 05年4月30日(土)5月1日(日)

2005年の山
02 /21 2006
メンバー:Pさん、Aさん(M同人)
天気:30日晴れ、1日晴れのち雨

前夜扇沢の出合いで仮眠、寒い。
柏原新道を少し登り、途中から南尾根に入る。取り付きには標識があった。
しばらくは雪が少なく木の根に足をとられて歩きにくい。


 
 
やがて気持ちの良い雪稜となる。振り向けば針木岳が見える



左には稜線に種池山荘とその向こうに剣岳が見える。尾根上部はまた雪がなく這松の間を登っていく。やがて爺ヶ岳南峰にでる。


爺ヶ岳からの鹿島槍ヶ岳


爺ヶ岳からの剣岳

稜線も夏道がでているところと雪が多く残っているところとある。GWで人も多く、トレースははっきりしている。途中気持ちよくなってうたた寝する。この日は冷池山荘でテント泊。山荘は快適そう。夏の混雑時は泊まりたくないけれど、今の時期だったら小屋泊まりもいいかも。荷物が軽ければもうしばらくは残雪期の山も歩き続けられそう。


稜線の雪庇 
朝の冷池山荘

1日はまず鹿島槍まで往復。前日はアイゼンを使わなかったがここで初めてアイゼンをつける。でも布引岳の登りは雪がなく、つけたりはずしたり。Aさんは腰の調子が悪そうなので、ゆっくりめに行く。


鹿島槍ヶ岳からの爺ヶ岳

冷池山荘まで戻りテントを撤収。また爺ヶ岳南尾根を下山する。長い行程の上、途中雨も降り出し、若いPさんはともかくおばさま2人にはキツイ1日だった。

30日 6:55扇沢出合ー12:50~13:40爺ヶ岳南峰ー15:30冷池山荘
1日 6:15冷池山荘ー8:25~50鹿島槍ヶ岳ー9:55~11:10冷池山荘ー12:55~13:20爺ヶ岳南峰ー16:30扇沢出合
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妙義中木川小山沢 05年11月26日(土)

2005年の山
02 /02 2006


天気:晴れ
メンバー:Pさん、Nさん、Gさん

 中木川林道のゲートから出発してすぐに左から出会うのが小山沢だ。出合いには堰堤がある。右岸から堰堤を超えて沢にはいる。最初からほとんど水が流れていない。これなら濡れる心配はなさそう。すぐ目の前にガイドブックに載っていた写真の巨岩が現れる。




巨岩の間を通り抜け、川原状の所ナメ状の所とあるが、どちらも落葉で埋もれていて大差ない景色。紅葉が美しく、目を楽しませてくれる。わずかな流れでも濡れないようにがんばってへつってみたり、滑り台のような大岩に登ってみたりして楽しみながら進む。
 ゴルジュの中のF2・6mの滝はNさんが先行してロープを下ろしてもらう。




巨岩の8mの滝は右のスラブ状を滑りそうになりながら登る。F4・12mは水量が多ければもっと見栄えがするかも。




2つのガイドブックは右と左別々のルートを巻くように書いてある。私達は左岸のルンゼを使った。大高巻きになる上、下降が急だったのでロープを出して懸垂する。右岸は泥の急斜面で滑りそうだったが、そちらの方が早かったかもしれない。この滝の上は赤いナメ床が続く。




 やがて水がなくなり、二俣になる。右俣は奧に二段の滝があるのを確認して左俣に入る。川原が続き、再び二俣状に出る。ここで再びシンキングタイム。水がないのではっきりしないが、形状は左が本流のようなのでそちらに進む。あとから考えるとここで間違えたとしか思えない。行けども行けどもルート図にある10mCS滝が現れない。やがて黒っぽい洞穴状の滝となる。これを左から巻き、そのまま落ち葉の斜面を登って尾根上に出る。さてここはどこでしょう?




 向かいには星穴岳の不思議な山容がはっきりと眺められる。



とにかく尾根を上へめざす。しかしすぐに岩壁が現れロープを出す。その上は傾斜がゆるんだが、またすぐに岩峰が。その上に登って見ると、その先は細くて脆そうな上に最後は稜線上の大きな岩峰に続いており、進めないことがわかった。時間も押してきているし、現在地がはっきりしないので沢に戻った方がいいかなとも思ったが、右へずっとトラバースして2本めの小尾根を登っていく。先へ行くPさんが「出たー!」と叫んでいる。半信半疑だったが、相馬尾根の上部に出られた。本当はバラ尾根に出るはずだったのだから、やはり左へ行きすぎてしまったようだ。
 ホッとしたのも束の間、暗くなる時間は迫っている。相馬尾根も鎖場のあるルートなのでヘッデン下降は避けたい。急いで下ることにする。上部の方は尾根も細く沢靴のままなので緊張する。



相馬尾根の途中にはこんな窓も。

なんとか明るいうちに危険な所はすぎたので良かった。林道に戻った時はには暗くなっていた。

10:35国民宿舎―10:45入渓―13:00二俣―14:10尾根上―15:40相馬尾根―17:00国民宿舎

次の日は裏妙義縦走、こちらの記録もどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/nincabe/17780067.html
http://blogs.yahoo.co.jp/nincabe/18014434.html

利根川武尊沢 05年10月1日(土)

2005年の山
01 /24 2006








天気:晴れのち曇り
メンバー:H(夫)
 武尊沢林道は武尊神社より奧は道幅も狭く舗装もしていないがガイドブックにあるゲートはなかった。対向車とすれ違うスペースがないので注意して進む。林道終点に車数台がとめられるスペースがあった。
 
 出発してすぐ手小屋沢避難小屋への登山道を分ける。沢のアプローチと思って侮っていたらけっこうな登りで息が上がる。1時間近く登って武尊沢を渡る地点に着く。すぐ右に急なルンゼ状のアルキガクボが見えている。ここより入渓する。
 
 水量は少ない。しばらくはガレ場歩きが続く。20分ほどでナメ滝が現れる。沢全体がナメになっているような感じでずっとナメ滝が続く。沢幅は狭く両側は急で、まさしく廊下状だ。(写真1)
左岸の大きなガレのあたりに来ると徐々に沢は開けてくる。なおもナメ滝が続く。細かいホールドを拾って登る。(写真2)
沢全体の傾斜も強まってくる。両岸は高い岩壁となっている。(写真3)
全体に脆そうな感じで沢はガレで埋まっている所もある。これから先もっと急傾斜になりそうなのでこの辺りでなるべく落石の心配が少ない所で休む。

 休憩後出発するとすぐに核心部の3段20mの滝であった。(写真4)
私は核心部はこれからと緊張していたのに「今のがそうだよ」と言われて拍子抜けしてしまった。その上は沢全体が急なルンゼとなっている。(写真5)
沢床はコンクリートの中に小石がはめ込まれているように見える。これがクセ物で小石をつかむとポロッと取れたりする。この沢は上に行けばいくほどモロい感じがする。

 すぐに二俣となる。左俣に入る。『関東周辺の沢』には5mハング滝とあるが、ハングというほどではない。取れそうなホールドに注意して登る。その上でまた二俣状となる。『上信越の谷』の二俣はどうもこちらのようだ。左は黒っぽい滝となっている。中間を登っているような跡もあるが崩れやすそうだ。滝も岩というより固まった土か砂のようで登れそうもない。さんざん悩んだが、左の草付きを大まわりする。しばらく草付きをこいで沢に戻る。もう沢というより細いミゾでしかない。少しヤブをこいで登山道に出た。(写真6)

 沖武尊の山頂まで行って休む。ガイド付きの団体さんがちょうど出発する所であった。ほっとして靴を履き替え、お昼の用意をしていたら、別の団体さんが到着してしまった。ヤレヤレすごい人数だ。彼らもここでお昼をとるようで、そんなに狭くもない山頂がいっぱいになってしまった。写真を撮る事もできないので彼らが出発するのを待つ事にしてゆっくり休む。団体さんは私達と同じ方へ下山したので30分くらい間をおいて出発する。

 ちらほらと紅葉が始まっている稜線を下山する。(写真7)
時間をずらしたにもかかわらず、ロープのある岩場で団体さんに追いついてしまった。お先にどうぞとは言ってくれるが、人数は多いし足場の悪いよけるような場所もない所なので大変。なんとか全員を追い越すとあとは他の登山者に会う事もなく林道まで下った。

8:25林道終点―9:15~40武尊沢出合―12:20縦走路―12:30~13:30沖武尊山頂―15:30林道終点

奥多摩入川谷(黄檗窪) 05年8月20日(土)

2005年の山
01 /20 2006








天気:晴れ
メンバー:Aさん、Mさん(M同人)

 朝8時過ぎに古里駅に着くとAさんもMさんもそれぞれの車ですでに到着していた。駅に1台駐車出来ればよかったが、いい場所がないので2台で出合いに向かう。林道終点の広場には沢を渡らないと入れない。今はかろうじて通れたが、万一夕立になり増水して車が出せなくなると困るので、支度をしてから車をひとつ手前の広場まで戻しておく。

 広場からすぐにトバの倉骨のゴルジュにはいる。(写真1)
前回より水量多めか?小さな滝が連なるだけだが、暑い日の水遊びにはうれしい水の勢いだ。(写真2)私はさっそくへつりに失敗、全身ズブぬれとなる。このお楽しみはあっと言う間に終わり、緑の木陰をキラキラと光る穏やかな流れに変わる。いくつもの堰堤を仕事道を使って左から巻くと、夏空が抜けるように広がる水のない広河原に出る。(写真3)
水流はすぐに戻り、しばらく平凡な沢を行くと布滝沢の出合いとなる。布滝は本流からも見えるが、そばまで行って休む。まっすぐに落ちるきれいな滝だ。(写真4)
1枚の布のように見えるから布滝か?

 ここから先はゴルジュ状となり小滝が連続する。堰堤もある。特に難しい所はなく、オキの倉骨も意識せず通過。外道滝は右より堰堤とともに巻く。銚子滝は左から巻く。(写真5)
右に暗いクマタカ沢を見送ると、速滝二段30mが現れる。(写真6)迫力ある滝だ。巻きが難しそうなら左の柳ガマ沢に逃げるつもりだったが、とりあえず行ってみない事にはよく分からない。

 まず左の草付きを登りロープをだして下段の落ち口にトラバースする。ここからの上段の滝はさらに迫力が増す。(写真7)
ここから左の岩場を左上し、立木の間をまっすぐ登ると古いロープが下がった岩場となる。この岩を直上しまた立木の中をトラバース。ここがガレというかザレというか、落石しやすくとてもイヤらしかった。あとは小さな岩場を乗越して沢に戻る。この巻きだけで2時間かかってしまった。

 沢に戻るとすぐに釣り師に会う。ヤマメ(?)をいっぱい釣っていてびっくり。天気が悪くなったせいもあるが(巻きの最中に雨も降った)暗くなった谷に小滝が続いている。最初の二俣は悩みながら右俣に入る。『123ルート』は左俣に入っており、こちらに行くパーティーもあるようだ。右俣は『東京周辺の沢』の記述通りに二段の滝のあとにまた二俣となる。今度は右俣に入ると倒木の奧に最後の8mの滝が見える。倒木を左から巻き、そのまま斜面を直上して仕事道に出る。

 仕事道はいくつか交叉しており、楽な方へ行きたくなるが、また沢に出ても仕方ないので上へ上へと向かう。登山道に出るまで予想以上に長くツライ。舟井戸の上あたりに出る。登山道を鳩の巣駅方面に下り、途中から峰集落跡への仕事道に入り、入渓点に戻る。ネットで仕事道には看板があると見たので、それにこだわりかなりしたまで登山道を下ってしまったが、もっと上の表示がない道に入っても良かったようだ。

9:15林道終点―10:15布滝下―11:45速滝下―15:25仕事道―16:15登山道―17:00峰集落跡への道―17:40入渓点

甲武信岳(敗退記) 05年12月18日

2005年の山
12 /30 2005





メンバー:H(夫)
天気:小雪

 早朝、車で自宅を出発。中央高速を走るに従い、天気が悪くなっていく。南アルプスも八ヶ岳も雲の中だ。高速を下りると雪道となり、Hの運転は慎重になる。予定より時間がかかってしまった。

 モウキ平は積雪5㎝くらい、車が1台だけ停まっていた。(写真1)
到着が遅くなったので急いで準備をして出発。実は最初はトレッキングシューズで来ようとしていたのだが、寒波の予報を聞いて登山靴に替えたのだった。登山靴にして本当に良かった。駐車場からは車の持ち主だろうかトレースが付いていたがその上に新雪がのっている。そのトレースを追って林道を奥に進む。トレースは私達と同じ千曲川源流遊歩道へ続いている。道はやがて登山道になる。あたりは新雪に覆われ、遊歩道というほど歩きやすくはない。かすかに残っているトレースに助けられる。1時間歩いて休憩するがあまり進んでいない。

 ナメ滝まで2時間ちょっと。(写真4)
これでは甲武信岳まで行くのは無理なようだ。13時を限度に水源地を目標に歩く。積雪は徐々に増えて20~30㎝か?場所によっては吹きだまりでトレースが消えている。思うように進んでいないがタイムリミットは迫ってくる。周りの景色も変わらず、現在地の目安になるものもないなで引き返す踏ん切りが付かない。頑張って歩いていると標柱が!『千曲川信濃川水源地標』とあった。

 この水源の水を汲みカップ麺を作る。お湯が沸く間も寒くて寒くて座る気にもなれない。せっかく源流まで来たのだから水筒に水を汲んで帰ろうかともチラッと思ったが、とにかく寒くて水筒をだす気にもなれない。ザックにつけた小さな温度計はマイナス15度だったのがだんだんと20度まで下がっていった。温かいカップ麺がとってもおいしかった。

 そのまま来た道を引き返した。道がなだらかな分下りもそれほど早くはなく長く感じられた。駐車場に帰るともう1台の車はなかった。

9:00モウキ平ー11:25ナメ滝ー13:00~40水源地標ー14:30ナメ滝ー16:00モウキ平

nincabe

学生時代から趣味の山登りを続けています。出産子育て中のお休みをのぞいても30年以上になります。
若いころのようながむしゃらさはなくなりましたが、今も月2回は山に行きます。

そんな山の記録を中心に綴っていきます。