南アルプス鳳凰三山 その3 2014年12月30日~2015年1月1日

2014年の山
01 /26 2015


最後にもう1度オベリスク(地蔵岳)を写真におさめてから



観音岳に向かって戻る。



下山と言っても登りが多い。
観音岳~地蔵岳は行きも帰りも同じくらいかかった。



鳳凰小屋との分岐まで戻ってきた。
最後の観音岳の登りが辛い。



観音岳山頂は休まず通過。
1回目の時のような登山者はもうおらず、ザックのデポが二つ置いてあった。
途中で空身の登山者とすれ違ったっけ。
もし地蔵岳辺りまで行くつもりならこの季節に空身で行くのは危険な気がする。



薬師岳に向かう。
富士山もまだ見えている。



2度目の薬師岳山頂。
北岳はすっかり雲の中に入ってしまった。
実は地蔵岳から戻り始めたころからずっとヘリの音が聞こえており気になっていた。
下山後、この日北岳で遭難があったことを知った。
その後1名は救助されたもののお一人は亡くなられた。
謹んで亡くなった方の御冥福をお祈りする。

風が強くなってきたので岩陰で立ったまま温かいお茶を飲む。



薬師岳小屋前まで戻り、ここで小屋の方と少し立ち話。
年末にこれだけ雪が多いのは10年ぶりくらいとか、
この日の夕方から寒気が入り、雪が降るので気をつけてなど。



砂払いでアイゼンを外して、一気に南御室小屋まで下った。

7:05南御室小屋―8:05~20砂払い―8:50~9:00薬師岳―9:35~50観音岳―11:15~30赤抜沢ノ頭―13:00観音岳―13:35~40薬師岳―14:45南御室小屋



2015年1月1日(木) 天気:曇りのち雪



薬師小屋の方が言った通り、夕方から一晩中雪が降り続いた。
幸い朝には雪がやんで初日の出を拝むことができたらしい。
わたし達はそんな殊勝な心持はなく、テントでグズグズしていたが。

軽い雪でテントがつぶされるほどではなかったが、やはり撤収には時間がかかった。



小屋やトイレの周辺は早朝から小屋の方が除雪してくれていた。
この日は2人ともアイゼン付けずに下る。



南御室小屋から苺平までは緩い登り。
もうちゃんとトレースがあった。



山火事跡は一面新雪で美しい。



杖立峠まで休まず行ったら意外に遠かった。
休んでいる間に下山組のパーティーに追いつかれ、
入山者も登ってきて狭い峠は人でいっぱいになり、ゆっくりせずに場所を譲る。
この頃から雪がチラチラしてくる。



アイゼンなしだとちょっと気を使う急な下り。
雪も本降りとなってきた。



鞍部を過ぎたら夜叉神峠はすぐだった。



雪が積もってアイスバーンが隠れてかえって下りやすくなった。



夜叉神の森まで帰ってきた。
下山では林道の積雪量が1番気がかりだった。
5cmくらいの積雪か。
芦安まではチェーンをつけて下った。

8:00南御室小屋―9:40~50杖立峠―1040~45夜叉神峠―11:20夜叉神峠登山口
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南アルプス鳳凰三山 その2 2014年12月30日~2015年1月1日

2014年の山
01 /19 2015
12月31日(水) 天気:晴れのち雪

前夜は一晩中、強風の音が聞こえていたので心配だった。
しかし朝には何とか落ち着いたよう。
大晦日だからというわけではないけれど、朝食におそばを食べて
明るくなってから出発する。



日の出は見えなかったが、曙光が木を赤く染めている。



南御室小屋からすぐは急な登り。



中間部は緩やかになり、再び急になると森林限界を越えて砂払に出る。
そこには素晴らしい景色が!!



右から北岳、間ノ岳、農鳥岳の白峰三山。



北岳と仙丈岳。



振り返ると富士山も見えた。
次々と登ってくる登山者たちも皆ここで景色に目を奪われて足を止める。



薬師岳に向かう。
稜線は風に吹き飛ばされるため雪は少ない。



鞍部の木立の中に薬師岳小屋があり、その前を通って山頂へ。



薬師岳頂上は広い。
後ろは白峰三山、この時はまだ全く雲がかかっていなかった。



さらに観音岳へ向かう。



途中右手に見えた八ヶ岳は雲がかかっていた。



狭い観音岳の山頂に登山者が多勢見える。



観音岳、ここが鳳凰三山の最高峰らしい。



観音岳からの北岳、すでに雲がかかり始めている。



甲斐駒ケ岳。
手前右端が地蔵岳。
この時はすぐ近くのような気がしたのだけれど・・・



ほとんどの登山者が観音岳から引き返していく中を
わたし達は地蔵岳に向かって観音岳を下った。
地蔵岳の山頂までは無理でもオベリスクを目の前にできる
赤抜沢ノ頭まで行くつもりだ。



30分弱下って鳳凰小屋への分岐。
ここから一登りすれば赤抜沢ノ頭だと思ったら大間違い。
実際はあと2つくらいの登り下りがあり、登りきったと思うとまだ先があり、
下りでは帰りはまたここを登るのか~と思って気持ちが萎える。












観音岳から約1時間半、この先は賽ノ河原へ下っていくようなので
ここを赤抜沢ノ頭として引き返すことにする。

南アルプス鳳凰三山 その1 2014年12月30日~2015年1月1日

2014年の山
01 /05 2015
メンバー:H

12月30日(火) 天気:曇り時々晴れ

年末は昨年ラッセル敗退した蝶ヶ岳に再挑戦するつもりだった。
しかし北アルプスは大荒れの予報。
好条件がそろわない限り再敗退は免れないのであっさり諦め、
2泊3日で山頂まで行けそうな鳳凰三山に行くことにする。
天気も南アルプスならそれほど悪くならないだろう。

南アルプス林道は山ノ神から夜叉神峠まで
12月16日から通行止めだったのが27日に解除になったばかりだ。
前日にも雪が降ったようなので心配だったが、なんとか無事に辿り着いた。
2晩車を止めておく間に雪が降って閉じ込められてしまう不安はあるが、
それを今心配しても仕方がない。



これだけ車が止まっているのを見ると何となく心強い。
登山口には冬季トイレもあった。



登山口からすぐに雪がある。
今年は雪が多そうだ。



1時間強で夜叉神峠。
晴れているけれど、景色は見えない。
風も少しあり、途中脱いだジャケットをまた着込んだ。



夜叉神峠小屋。
入ってみなかったが、営業しているようだ。



峠から少し下ったあと急な登りがある。
ここでHはアイゼンを付けた。
私はこの日はアイゼンは付けずに歩いた。
その後は尾根の左を巻くように樹林帯の中を登り続ける。



杖立峠。
ここを過ぎても同じような道が続く。



途中いくつかテントがあった。



山火事跡付近はわずかに開けている。
が、やはり景色は見えなかった。



苺平、ここまで来れば南御室小屋は近い。



緩やかに下り続けて30分弱で南御室小屋だ。



小屋の左に天場。

前日の跡を少し広げてテントを張った。
風が強くテントが吹き飛ばされそう。
ストックやピッケルをさして押さえるが、新雪が軽くて頼りない。
翌日山頂に行く時は考えなければならないかも。

とにかく寒くて一度テントの中に入ったらなるべく外(トイレ)に行きたくない!
これほどの寒さは久しぶり、しかも南アルプスでは予想外だった。



この寒さの中でも水場が生きている。
雪を溶かして水を作る時間と燃料が節約できる。
本当にありがたい!

冬季トイレ(チップ制)も利用できた。
しかし昔ながらの素朴?な作りでわたしもHも
使用中にドアをあけられてしまうという悲劇に見舞われた。
これは利用者のマナーの問題ではあるが・・・

9:30夜叉神峠登山口―10:50~11:05夜叉神峠―12:45杖立峠―14:45~55苺平―15:25南御室小屋

上越茂倉岳雪上訓練 その2 2014年12月13、14日

2014年の山
12 /27 2014
12月14日(日) 天気:雪



2日目は6時半に出発する予定で4時半に起きる。

起きてみるとテント内がとても狭くなっている。
降り積もった雪が外周にたまって圧迫しているからだ。
まず外に出て除雪をしなければならない状態だった。
この時点ですでに山頂はあきらめてすぐ下山という流れになる。



テントを掘り起こして撤収するのも大変で下山開始は7時半になっていた。



矢場ノ頭、前日5分で下りたところを30分くらいかかる。



先頭はザックを置いて空身でラッセルする。
ザックを背負った2番目、3番目も体力的にきつい。



矢場ノ頭を振り返る。

先頭を交代しながらラッセルを続ける。
途中、前日の3人パーティーが追い抜いて行った。
彼らは茂倉岳まで行ったそうだ。



4時間半ほどかかって登山口に着く。



林道に出てもラッセルが必要。



登山口から30分、ようやくワカンを外す。
ここからさらに40分くらい歩いてようやく土樽駅に着いた。



駅前に止めていた車を全員で掘り起こす。
30分くらいかけて何とか車を出し、『岩の湯』で温まり帰京した。

7:35天場―8:00矢場ノ頭―12:10茂倉新道登山口―13:25土樽駅

上越茂倉岳雪上訓練 その1 2014年12月13、14日

2014年の山
12 /25 2014
メンバー:M山岳会15名

山岳会の雪上訓練山行に参加する。
例年だとシーズン最初の雪訓は雪のある斜面でアイゼンワークや滑落停止、
ロープワークなどを練習することが多いのだが、
今回はまず歩きが基本という趣旨から茂倉岳に登ることになる。
その上で1日目は行程を短くして幕営後、新人にはいつもの講習を行うという計画。

前夜3台の車で東京を出発。
関越トンネルを抜けると雪が降っている。
土樽PAで仮眠をとる。


12月13日(土)天気:曇りのち雪



朝、雪はやんでいた。
土樽駅に移動して準備。
車はここに置いていく。



これが目指す茂倉岳かな?



駅から夏の登山口までは車道を行く。
ガードレールが見えている。



登山口付近、夏はここまで車が入る。
まだこの頃は青空が見えていた。



茂倉新道登山口。



トレースはなく、交替でラッセルしながら登る。
と言っても15人もいるのでこの日は後ろの方で楽をさせてもらった。



晴れていたのは朝だけで雲がどんどん広がり、このあと雪も降ってくる。



登山口から2時間ほど登ったところでワカンをつける。
その後、後続の3人パーティーに先を譲る。
この方達には翌日も追い抜かれたが、驚異のスピードだった。



矢場ノ頭手前の細い稜線。
まだ雪庇は出ていない。



矢場ノ頭に着く。
ホワイトアウトで景色は見えない。



矢場ノ頭から5分下ったコルでこの日はテントを張る。
4張り分のスペースがあるか心配していたが、十分な広さがあった。

このあと若手と中堅7名は降雪の中2時間ほど雪上訓練を行う。
残りのメンバーは翌日の登頂のためにトレースをつけておく予定だった。
しかし降雪が激しくトレースをつけても翌朝には埋まってしまう
ということでテントの中でゆっくりする。
わたしは雪山装備のザックの重さが身に応えたのでありがたかった。



この週末は強い寒波がくると予報されていた上
シーズン初めで寒さに慣れていなくて不安だった。
しかしこの日は冬山としてはそれほどの寒さではなかった。
かえって気温がそれほど低くないため雪がつくとすぐに濡れてしまい厄介だった。
テントの中にはどんなに気をつけていても雪が入りこんで
それがすぐに溶けてテント内がビショビショになってしまう。

7:05土樽駅―7:55茂倉新道登山口―12:25~30矢場ノ頭―12:35コル

nincabe

学生時代から趣味の山登りを続けています。出産子育て中のお休みをのぞいても30年以上になります。
若いころのようながむしゃらさはなくなりましたが、今も月2回は山に行きます。

そんな山の記録を中心に綴っていきます。